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[13] 観念実在論
日時: 2014/05/04 12:03
名前: 管理人エム ID:s6EIaKag

zapoさま、no.79で、三浦さんのコメントにふれておられましたが、なかなか読めずに、今になってしまいました。

> 命題型は最近イストランさんの質問に答えて、三浦さんがまた詳しいコメントを出しましたよ。
> http://8044.teacup.com/miurat/bbs/3961
> どのように思われますか。
> 観念実在論的な思考があるなどと考えますか。
> 真偽は外界で特定されるなどという発想がこの考え方にありますか?

なるほど、zapoさまも、このような見解を一部受け入れているのですね。

どのように用語を用いるのか、という観点なので、三浦さんには三浦さんの使い方があると思います。

読んで、おおよそ了解しました。なぜ、こう述べるかもわかります。


で、お聞きになっているのは、実在論的かどうかですが、実在論的なところがよく現れていると思います。

三浦さんの頭の中では、命題論理というのは、述語論理のための前座のような感じであるかもしれません。

>  命題論理の段階で「命題変項」という語を安易に使うと、述語論理で量化の対象となる命題変項が出てきたとき、混乱します。
>  命題論理では、命題変項という言葉は使わないのがよいと思います。

述語論理が、論理の主体という立場ですので、つまり、何も考えなくても自動的に述語論理を考えてしまうので、命題論理から論理学が始まるという発想にはもはやないのでしょう。ですから、命題論理で、命題変項を使わない方がよい、となるのでしょうね。

命題論理では、どんな命題でもよいことになる「命題型」を用いなさい、というのも、その発想と考えられます。
この語も、量化など述語論理の観念的な発想の元に生まれる呼び名ですから、三浦さんの命題論理の理解は、述語論理の影響を色濃く受けてのものと考えられます。

一度、述語論理を通って命題論理にもどされたものを「命題型」と呼び、それを命題論理の基礎に用いようとしているので、観念論の影響が濃厚になります。量化を背後に意識した上で、命題型を考え、そこに真偽を割り振っていくという発想で、三浦さんの論理学は成り立っています。命題の束を考えて、その中のどれが真になるのかという考え方です。
命題の束を基本の「存在」として見るので、その点、観念実在論的といえます。
「可能世界」という考え方それ自体も、実在論的な傾向をもっています。ただ、現実は可能世界の一つの場合で、それのみ存在すると見るか、すべての可能世界は実在すると見るか、いろいろちがいはあります。

ですから、この「命題型」の概念を、zapoさまが受け入れるとなると、西洋論理とインド論理のちゃんぽんみたいな感じになります。
zapoさまとしては、「命題型」を全面的に受け入れるというところまではいってないので、観念論的な傾向は出にくく、その分、認識の頼ることになるため、外界実在論的になるとみています。わたしの考えです。


わたしは、命題論理を基礎にして、真理関数ということだけを受け入れ、矛盾律(ときに排中律)を、論理の基本に据えて、そこに時間を加えて、「同一律を認めない」として、出発するブッダ論理を提唱しています。「命題」「文」も生じ滅するものとして扱うことになります。

観念の世界である「量化」を受け入れると、変化を書き留めるこのブッダ論理は成り立ちません。

したがって、「命題型」という呼び名や概念は、わたしは用いていません。
命題論理の解釈も、たぶんに認識論的になりやすいのは、真偽を他者と共有するのは、認識によるところが一番多いからです。他者の同意により、真偽は決定すると思ってもらってかまいません。

それなので、他者の同意が得られないときは、そのまま沈黙することになります。

三浦さんの場合は、論理的に一貫した思考によっていますから、三浦ワールドとして説かれているわけです。三浦さんの論理は、この論理世界の中で通用します。それ以外には、通用しない、というこのような論理学です。つまり、三浦さんが一人いれば成り立つ論理学で他者は必要とはしません。独我論的です。

ブッダ論理は、他者がいるところに生まれてくる論理学なのです。自己主張がないので、他者がいないところには、沈黙しかない、そのような論理学なのです。

メンテ

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任意の一つの命題は? ( No.1 )
日時: 2014/05/06 11:07
名前: 管理人エム ID:DzAsmX3M

zapoさま 100件超えると書き込みができなくなるそうなので、[12]のスレッドから、こちらに移ります。

「任意の一つの命題」の続きです。スレッド[12]のNO.99より、わたしの書き込みを一部あげます。

>> 任意の命題群の中から、一つの命題を選んだなら、それは真偽いずれかの命題であり、命題定項であるということでしょうという意味以外の何者でもありません。

> ====================
> ★【命題論理の立場】では、「任意の一つの命題」は、命題変項と言えます。
> 任意の一つ選ぶなら、真偽はどちらにでもなりえます。真の場合と偽の場合が考えられます。

> ★【述語論理の「命題型」の立場】では、zapoさまの言い方は、文脈により、了解されるかもしれません。

後の★マークがzapoさまの意見で、「任意の一つの命題」は、命題定項のことである、ということになります。


ここで、リンクされた三浦さんの説くところを参考にしたいと思います。三浦さんの論理学は、一つの目的のもとにつくられた独自の解釈をもった論理学で、説明抜きに通用するというわけではありません。論理学は、どんな人が説いても、かならず説明されねばわからないのです。常識が無いからです。

> http://8044.teacup.com/miurat/bbs/3961

リンクした中から、「命題定項」「命題変項」にかんする個所をあげてみます。

========
 真理値の確定している矛盾命題とトートロジーの二つを表す文字だけを「命題定項」と呼び、真理値のわからない他の命題を表す文字は「命題変項」と呼ぶ、という取り決めに従っている教科書もありますが、
 命題論理の段階で「命題変項」という語を安易に使うと、述語論理で量化の対象となる命題変項が出てきたとき、混乱します。
 命題論理では、命題変項という言葉は使わないのがよいと思います。

 「日本の首都は東京である」は命題ですね。
 それをPで置き換えれば、Pは決まった命題を表しており、任意ではありませんから、命題定項です。
 矛盾命題とトートロジー以外でも、どの命題を表しているのかが決まっている文字は、命題定項でしょう。
========

真理値のわからない他の命題をあらわす文字は「命題変項」と呼ぶ、と、説明にありますね。
こういう教科書もある、とあります。これらの説明にも述語論理的なにおいがしますが、しかし、こちらを認めてみますと、「命題変項」は、真偽いずれの値もとりうる、とわかります。

どちらかといいますと、このようなタイプの教科書によっているのが、わたしの立場です。
これは、おそらく数学の分野の論理学や、証明などを主体にする命題論理にかかわるものでしょう。
何度も言いましたが、このような論理学が、命題論理の基本を示していて、三浦さんの論理学は、それとは異なる側面を重視するものです。世界を多様に描写する、そのようなあり方を検討するもので、ものごとを証明する、という観点では説かれていません。

さて、三浦さんの説明では、述語論理ならば問題はないかもしれないが、命題論理を主体とすると引っかかるのが、

> 矛盾命題とトートロジー以外でも、どの命題を表しているのかが決まっている文字は、命題定項でしょう。

というところです。どの命題かわかる文字は、命題定項である、ということですが、この言い方では、真理関数ということに意識がいってないように見えます。

命題論理では、どの命題かわかっただけでは、命題定項になるのかどうか何とも言えないところだと思います。真理値が定まってはじめて、命題定項ということばの意味が出てくるでしょう。

命題論理は、真理関数を扱うからです。それ以外の目的はありません。たとえば、命題型を表す命題の束という発想は、この段階では不要であり、よけいな概念となります。

「任意の」で、「任意の命題群」を示す、とは、ここでは無条件で理解できないのです。
ですから、「一つの」とあれば、そこから選ぶということだ、といわれても、「任意の」が「任意の命題群」ではない以上、そこは、「一つの」とあったら、命題定項に決まっている、とはいえないということになります。

とにかく任意の一つを選んで、命題を決めたとしても、それが、真理値としてどちらになるのかわからないなら、命題定項ではないと、理解されます。命題論理では、そのように理解しても、定義から逸脱することはありません。

そして、ふつう、任意に一つ選べば、真理値はいずれかではありますが、いずれであるかは、選び方次第なのです。ですから、命題変項と考えられるのです。

「任意の一つの命題」は、命題変項といわれる

と、説明できるのです。これまで、何度も定義をあげました。定義にしたがうなら、そういうことになります。


もし、「任意の一つの命題」ということを、zapoさまの説くとおりに了解しないのは、わたしがわざと曲解して、zapoさまを不当に非難するためだと、zapoさまが考えるなら、(そう考えると、楽だとは思いますが)、言い争うつまらない議論になるだけだと思います。かつての議論の二の舞です。

そうではなくて、根本的に異なる考え方がまじっているのです。

わたしの理解するものと、zapoさまがよしとするものには、言語上は一致するところがあっても、内容的に違うから、このようにキレイに反対の意見になるのです。

この、キレイに反対になるところを見つけだす作業がたいへんなのですよ。
zapoさまが、素直に自説を述べれば、すぐに違う点は明らかになるだろうと思われますが、それが、そうではないので、困っているわけです。わたしの確かめるところを、非難と勘違いして反論するからです。
メンテ
スレッド[12]は過去ログへ ( No.2 )
日時: 2014/05/06 11:33
名前: 管理人エム ID:DzAsmX3M


あれまあ、スレッド[12]ですが、なくなったと思いましたら、
何と過去ログにいっちゃったんですね。



メンテ
20000字ですか! ( No.3 )
日時: 2014/05/06 11:57
名前: 管理人エム ID:DzAsmX3M

zapoさま。。。。

> 追申;すいません10000字でも足りませんでした、20000字にして頂けますか。

うう、書くのもたいへんだと思いますが、読むのもまたたいへんです。
20000字だと、大論文になっちゃいますよ。
掲示板が耐えられるんでしょうか。

一つの書き込みでは、一つの論点にしぼるように努力しますか?!
どうでしょう。

論点変えるごとに、書き込みを変えれば、どこにあったかもわかりやすくなるかなぁ。。無理かもしれないけど。

ちょっと、思案してみます。


メンテ
このスレッドは、止めましょう。 ( No.4 )
日時: 2014/05/06 13:26
名前: zapo ID:TgvRSbk2

任意の一つの命題は? ( No.1 )
については、Re,任意の一つの命題とは? ( No.99 )  ( No.1 )でほぼ説明が一致している内容をかきましたので、論議が膨らむのを回避する意味でも、
コメントをさけます。
メンテ

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